”医療”と”サロン”の違いって何?そんな疑問に答えます。
”医療脱毛”と”脱毛サロン”
この両者には明確な違いがありますので、この違いについて解説します。
両者の違いをしっかり理解した上で、ご自分に合った方を選んで頂ければ嬉しく思います。
法律上の定義
医師法第17条に以下の記載があります。
(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
脱毛サロンは医師法に抵触しないの?
脱毛サロンが行っている施術は全てフラッシュ脱毛(光脱毛)です。
このフラッシュ脱毛は、毛乳頭に熱ダメージを与えることで少しずつ数を減らしていく方法で、毛乳頭そのものを破壊する施術ではありません。
つまり、フラッシュ脱毛のような施術は減毛・除毛と扱われ、医師法には抵触しないとされています。
脱毛サロンでは永久脱毛出来ない??
まずは”永久脱毛”とは何か?その定義から見ていきましょう。
AEA(米国電気脱毛協会)が”永久脱毛”を以下のように定義しています。
この定義から分かることは、永久脱毛と言ってもあくまでも20%以下であり、全く生えてこないわけではないということです。
たとえ医療脱毛で”永久脱毛”と謳っていたとしても、自身が目指す理想と解離があるかもしれませんので、よく確認することが大切です。
さて、脱毛サロンで永久脱毛は出来ないか?という問いに対しては、
限りなく永久脱毛に近い施術が可能 と言えると思います。
フラッシュ脱毛の最後の施術、例えば20回目の施術を受けるとした場合、既にかなり減毛されているはずです。その施術を受けてから1ヶ月後、施術前と比べて20%以下かどうか厳密に数字で示すことは難しいです。ただ、産毛が薄ら生えているかどうか そんな状態にあると思いますので、体感としては”永久脱毛”と感じることが出来るでしょう。
余談ですが、定義で謳われている「1ヶ月」は毛周期のサイクルを考慮した期間です。
”毛周期”について↓↓で詳しく解説していますので、興味があれば覗いて見てください。