メンズ専用脱毛RINXに行ってみた。

脱毛するならMens専用RINXが断然オススメ。体験談をもとにその理由をお伝えするブログ。

フラッシュ脱毛とは?仕組みについてかなり詳しく調べてみた。

RINXが採用する脱毛 フラッシュ脱毛とは?

「光を照射して毛根にダメージを与え、毛を根元から除去する」脱毛法だそうです。

 

疑問が残るこの一文。

  • どうして光でダメージを与えることが出来るのか?
  • どうして毛根が減っていくのか?

このあたりについて納得出来るまで調べてみたいと思います。

 

”光”ってどんなヒカリ?

いくつかのサイトを見てみると、”特殊な光”と書いてありました。

さっぱり分からない。

”特殊な光”ってなんですか??いわゆるレーザー的なものなのか。でも世の中にはレーザー脱毛という方法も別で存在している模様。

どうやら何か違うらしい。

 

とあるサイトにはこう書かれています。

”毛根に熱ダメージを与える”

 

なるほど。やはりレーザーの類なのですね。

 

さらに、”毛に含まれるメラニンにのみ反応する” とも。

 

メラニン色素 聞いたことあるけど、なんだったかな。

 

「肌や髪・髭の毛、瞳の色を作る色素」だそうです。

 

もう少し詳しくみていくとします。

  • メラニンとは、髪の色を決めるための大切な物資。
  • 髪や髭の中に入っていて、これがないと白髪になる。
  • メラニンが多いほど髪(髭)は黒くなる。
  • メラニンには光を吸収する働きがある。

なるほど。

どうやらフラッシュ脱毛は、メラニンが持つ光を吸収する働きを利用しているようです。

 

しかしこれでは、光を当ててメラニンに吸収させて以上。になってしまいます。

 

次に考えるべきは、”特殊な光”と”熱ダメージ”でしょうか。

この両者には何かしらの相関がありそうです。

 

特殊な光と言えばレーザーや紫外線、赤外線や放射線などが思い浮かびます。

人体に向ける光なので害があってはなりませんので、紫外線や放射線は論外でしょう。

学生のころ物理で習いました。光は波であり、それぞれ特有の波長を持っていると。

 

ということで、この”特殊な光”なるもの波長を調べてみました。

 

”特殊な光” = 550〜1200nm だそうです。

蛇足ですが、紫外線 280〜400nm , 赤外線 1400〜3000nm とのこと。

特殊な光は、これらの間に位置する ”可視光線”に分類されるようです。

 

可視光線と言えば、虹が思い浮かぶのですが、やはり人体に害のない光で間違いなさそうです。(当たり前か・・・)

可視光線は幅が広くて、紫、青、緑、黄、赤に近づいていくほど赤外線に寄っていきます。つまり、”特殊な光”は、赤外線に近い可視光線という位置付けで良いのではないでしょうか。

 

脱線気味なってきたので、一旦まとめます。

これまでのまとめ#1
  • フラッシュ脱毛は、メラニンが持つ光を吸収する働きを利用している。
  • メラニンが無い、つまり白髭には効果が無い。
  • メラニンには光を吸収する働きがある。
  • フラッシュ脱毛に使われている特殊な光とは、赤外線に近い可視光線である。

光でダメージが与られる仕組みとは?

フラッシュ脱毛に使われている特殊な光とは、赤外線に近い可視光線であることは分かりました。

でも、これではやはり光を当てて髪(メラニン)に吸収させただけに過ぎません。

 

なぜ光によって毛根にダメージを与えられるのか

そのあたりを調べていきたいと思います。

 

可視光線による”熱ダメージ”がキーポイント!?

可視光線とは、大体400nm〜1400nmの幅の広い光です。

1400nmを超えると赤外線に分類され、赤外線に近づくほど物を温める力が強くなっていきます。

とある資料によると、780nmから”近赤外線”と呼ばれるそうです。

 

フラッシュ脱毛とは、光による”物を温める力”を利用した脱毛方法なのでしょう。

 

では、一体どのくらいの温度なのか

調べて見たところ、おおよそ60度〜70度だそうです。

 

結構高いですね。とはいえ、毛を焼くほどではないとありませんね。

熱ダメージはあるけど、焼いてしまう程では無い。ふむ。

 

ここで新たな疑問が。

毛の一体どの部分に熱を与えるのか。先端?それじゃあ意味なさそう。

やっぱり根元?

そのあたりも詳しくみていくことにします。

毛の構成と性質について詳しく調べてみた。

毛・毛穴の断面をみるとこんな感じ↓↓  

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見慣れない単語ばかりだし、専門用語過ぎて馴染めない、、、

おそらく、毛幹なのか毛乳頭なのか他の部分なのか分かりませんが、どこかにダメージを与えると生えてこない、もしくは薄くなるのでしょう。

 

最も有力なのは根元付近にある、”毛球部”か”毛乳頭”でしょうか。

 

フラッシュ脱毛は、光(近赤外線)の熱を利用していますが、これをピンポイントで例えば毛包幹細胞だけに照射 なんてことは出来ないのでは。

 

とすると、毛全体に光を照射して、全ての箇所に等しく熱を与えていると考えるのが自然だと思うわけです。

 

おそらく、どこか特定の部位(もしくは全体?)が熱に弱く、60度から70度の熱でダメージを受けるのではないかと推察出来ます。

最も怪しい”毛球部”、”毛乳頭”の性質をみてみたいと思います。

 

↓↓きど皮ふ科ホームページより抜粋。

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毛根の一番下の部分は球状にふくらんでいるので「毛球」といい、この毛球の中の「毛母細胞」が活発に細胞分裂を繰り返し、毛を成長させていきます。
この「毛母細胞」に栄養を届けるのが毛球の先端のくぼんだ所にある「毛乳頭」で、毛を成長させる栄養分を運ぶための毛細血管が多く存在しています。「毛乳頭」は毛の発生や成長の根源となる部分で、毛細血管が運んでくる栄養分を取り込んで、隣接する毛球内部にある「毛母細胞」に送ります。
この毛乳頭を破壊しない限りは、毛を抜いても再び生えてきてしまいます。

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非常に分かりやすい説明です。

やはり”毛乳頭”が(脱毛したい人にとっては)諸悪の根元だったと。

 

さらに↓↓

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毛根には「毛乳頭細胞」があり、その周りには、髪の原料をつくり出す「毛母細胞」があります。毛乳頭細胞が、毛母細胞に髪をつくるように指令を出すと、毛母細胞が分裂して「ケラチン」というタンパク質をつくり、これが積み重なり、長くなって毛髪になるのです。

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らしいです。

つまり、髭の主成分はケラチンというタンパク質で出来ているということ。

さらに調べてみると、

このタンパク質は、おおよそ60度付近から固まり始めるという特徴を持っていることが分かりました。(これを”熱変性”というそうです。難しい言葉ですが、簡単にいうと”固く脆くなる”ということです。)

結果、脆くなった髭が抜けていくと。

 

なるほど。まさにこれですな。

少しづつ疑問が解けていく。いい感じです。

これまでのまとめ#2
  • 脱毛するには、毛乳頭にダメージを与える必要がある。
  • 毛乳頭の指令によって毛母細胞がケラチン(タンパク質)を作る。
  • 髭はこのケラチン(タンパク質)で構成されている。
  • ケラチンは60度付近から固く脆くなる性質(熱変性)を持っている。
  • 近赤外線を髭に当てると、髭の中にあるメラニンが熱を吸収し、髭(ケラチン;タンパク質)が固く脆くなる。そして、髭が抜けていく。

なぜフラッシュ脱毛を続けることで生えにくくなるの?調べてみた。

ここでもう一つ疑問があります。
一度髭が抜けたからといってまた生えてくるだけでしょ とそう思うわけです。

 

しかし、RINXで10回施術を受けた私は、もはや生えてこないといっても良いほど、生えてくるスピードが遅く、量も減っています。

自分自身で体感しているからこそ、理解と実体験にギャップが生じているわけです。

 

なぜ、フラッシュ脱毛を継続することで、髭が抜けていくのか、生えにくくなるのか、量が減るのか このあたりを調べていきたいと思います。

毛周期とは?

フラッシュ脱毛は、施術と施術の間隔をある程度あけた方が良いと言われています。

私もそのような話を聞き、3週間から1ヶ月の間隔でRINXの予約をとっています。

 

これは、髭が持っている”周期”に理由があるからだそう。
詳しくみていきます。

 

毛周期には成長期・退行期・休止期の3つがあると言われています。

(成長期を細かく分けて、成長期・成長後期と分けている場合もあります。)

こんな感じ↓↓

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  1. 成長期:毛乳頭が活発に働いていて、毛幹を上に押し上げている(毛が伸びていく)状態。
  2. 退行期:毛幹が毛乳頭から離れて毛の成長が止まっている状態。
  3. 休止期:毛が毛穴から抜け落ち、からっぽになっている状態。
  4. また成長期が巡ってきて新しい毛が作られる。

 

1から4を繰り返す、これが”毛周期”と呼ばれるサイクルだそうです。

脱毛で一番大事なポイント

脱毛施術を行う際、毛乳頭に熱ダメージを与える必要があるので、毛乳頭まで毛が繋がっている状態で行う必要があるということ。

 

つまり、成長期以外の状態で施術しても全く意味がないってことですね。

 

これ本当に最重要だと改めて思いました。

掛けたお金が全く無駄になるなんて考えたくもない。。。

 

では、どのようにして成長期なのか見極めるのか。

どうやら、毛周期のサイクルは、髭、髪、脇など部位によって違ってはいるものの、成長期の期間は決まっているようです↓↓↓

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髭の成長期は4ヶ月〜1年、退行期+休止期は1ヶ月 だそうです。

 

髭はそれぞれに周期があり、しかもバラバラです。

幸いなことに、髭の成長期は長めなので、退行期+休止期に合わせて施術すること、回数を重ねることで、確実に成長期のタイミングで施術できることになります。

髭は見えてる部分だけじゃない?

髭って、見えている部分は実は20%程度しかないそうです。

残りの大部分は、皮膚の内部に隠れているということ。

 

つまり、一度の施術で対処出来のは、20%程度に限られているんですね。

しっかり脱毛するためには、残り80%が表面に出て来るのを待ってからになります。

 

この時に毛周期を意識して、退行期や休止期の毛が成長期になるのを待ってから施術することがとても大事になるというわけです。

 

これが、フラッシュ脱毛(だけじゃなく、他の脱毛を同じですが)を複数回施術しなければいけない理由になっています。

 

 

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全体のまとめ。

ずいぶん長々と書いてしまいました。この記事を読んで下さった方、有難うございました。これまでを纏めたいと思います。

  • フラッシュ脱毛とは、近赤外線を照射して毛乳頭に熱ダメージを与え、毛乳頭を減らしていく施術。
  • 毛乳頭はケラチン(タンパク質)作っている細胞であり、これを断つことで毛量が減っていく。
  • 表面の毛は20%程度であり、残り80%は皮膚に隠れていて見えない。
  • そのため、複数回の施術を必要とする。
  • 施術は必ず成長期に行うこと。その期間は1ヶ月間隔がベスト。